東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36 |
東京都美術館は大正15年(1926)に東京府美術館として上野公園に開館して以来、公募団体とともに歩み続けてまいりました。 「公募展発祥の地」としての歴史の継承と発展を図るため、昨年に引き続き「TOKYO 書 2014 公募団体の今」展を開催いたします。 |
本展覧会は東京を中心に、全国(関東拠点)の主要公募団体の中から東京都美術館公募展活性化企画審査会(書部門)の審査を経て選定した 18 団体による合同展覧会です。
今回が第2回展となります。 各団体が推薦する若手から中堅作家までを含む、38 名の作家を一堂に紹介するもので、多彩なジャンルの書作品は、書の枠に留まらず、美術やデザインの観点からもお楽しみいただける内容になっております。 |
会期: 2014 1/4(土)~1/16(水) 展覧会は終了しました。 |
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「TOKYO 書 2014」 開会式 & 報道内覧会 1/4 '2014 |
TOKYO 書 の魅力―「多才なジョンル」と「真剣勝負の場」 |
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【展覧会の構成】 ―「TOKYO 書 2014展」 図録より抜粋文章です― |
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今回も昨年同様、バラエティに富むラインナップは引き続いており、漢字、かなに始まり、篆刻、刻字、近代詩文書、大字書、そして前衛の作品、全81作品が出品されている。 出品作家38人については、全員が前回とは入れ替わり、全く新しい顔ぶれとなった。 一人あたり約10メートルの壁面を使用できることも継続したが、より良い鑑賞空間の構成のために、作品サイズに制限(表装含めて最大7メートル以内)を設けた。 出品作品の点数は作家毎に異なり、一人一作品から6作品まで、さまざまな出品方法となっている。 また、作家の選出については、昨年同様に参加団体の推薦によるが、それぞれの団体毎に選出方法や基準が異なる。 |
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作品出展の18団体と38人の作家 |
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1. 書海社 戸塚光胤・大野渓堂
2. 貞香会 鈴木蓮徑 3. 書壇院 長澤幽篁・平井侗子 4. 謙慎書道会 吉澤大淳・梶山夏舟・山口啓山・寺尾桑林 5. 朝聞書会 野口岱寛 6. 日本書道美術院 杉山玉秀・吉田菁風・齋田香住 7. 書道芸術院 後藤大峰・種谷萬城・坂本素雪 8. 奎星会 田岡楚香・河野隆志 9. 書星会 小原天蕭・小原興起・伊藤慈恩 |
10. 現日会 幡野虹舟・吉成靖幸 11. 藍筍会 鳥井美知子・奥江晴紀 12. 日本書作院 井上光基・柴谷峰花 13. 創玄書道会 蓮見光春・髙野清玄・鈴木大有・川合玄鳳 14. 独立書人団 岩嶋厳峰・外山博彰 15. 玄潮会 望月大耿 16. 日本刻字協会 井上都洞・工藤渓舟 17. 書道一元會 雨宮太虚 18. 東洋書芸院 堀江宣久 |
戸塚光胤 《酬崔五郎中》 [李太白] 2013年 各 228.5 x 85cm 書海社 |
右側 堀江宣久 《内面風景Ⅰ》 2013年 368.5 x 383.5cm 東洋書芸院 |
右側 幡野虹舟 《論 語》 2013年 257.5 x 360cm 現日会 |
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齊田香住 《「原體劔舞連」より》 [宮沢賢治] 2013年 178 x 480cm 日本書道美術院 |
種谷萬城 《西門行》 [無名氏] 2013年 各363.5 x 90cm 書道芸術院 |
井上都洞 《山寺歸来聞好語 野華啼鳥亦欣然》 [蘇 軾] 2013年 397 x 98.5 x 3.5/396.5 x 110.5 x 3.5cm 日本刻字協会 |
『富士をみつめて』 |
平成25年6月に富士山が「信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されたことを記念して開催します。 |
同時開催する「富士をみつめて」では、当館で収蔵する安東聖空の《富士》と《不二》という 2 作品を中心に、富士に向けられた様々なまなざしを書作品のほか、絵画や写真などの作品によりご覧いただけます。 |
お問合せ:03-3823-6921
美術館サイト:http://www.tobikan.jp/ 主催:東京都美術館(公益財団法人 東京都歴史文化財団) 協力:産経国際書会、一般財団法人毎日書道会、読売書法会 後援:朝日新聞社、産経新聞社、毎日新聞社、読売新聞社 |
参考資料:Press Release、「TOKYO 書2014」図録他。 |
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